岩手|花巻温泉郷で過ごす、12の湯めぐり旅

岩手|花巻温泉郷で過ごす、
12の湯めぐり旅

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岩手県花巻市の山あいには、台川・豊沢川沿いを中心に、個性の異なる温泉地が点在しています。 花巻温泉、台温泉、大沢温泉、鉛温泉、山の神温泉などを含む「花巻12湯」は、 湯治場の風情、渓流沿いの宿、温泉リゾートまでそろう、東北らしい温泉旅のエリアです。 この記事では、花巻温泉郷の特徴と12湯の選び方、初夏に立ち寄りたいバラ園や釜淵の滝、 アクセス時の注意点まで紹介します。

花巻温泉郷の温泉宿と山あいの風景
山あいの自然に包まれた花巻温泉郷。温泉宿ごとに違った過ごし方を楽しめます。

一言まとめ

12の温泉地から、湯治場・渓流宿・温泉リゾートを選んで楽しめる、花巻らしい山あいの温泉旅です。

花巻温泉郷とは

花巻温泉郷は、岩手県花巻市の西部、台川・豊沢川沿いを中心に温泉地が点在するエリアです。 山あいの静けさ、川のせせらぎ、歴史ある湯治場の雰囲気が重なり、 一つの温泉街というより、いくつもの温泉地を目的に合わせて選ぶ旅が似合います。

リゾート感のある大型ホテル、昔ながらの温泉街、渓流沿いの一軒宿、 湯治文化を残す宿など、同じ花巻温泉郷の中でも過ごし方はさまざまです。 「どこが一番有名か」だけで選ぶより、 静かに泊まりたいのか、日帰りで入りたいのか、宿でゆっくり過ごしたいのかで選ぶと、 旅の満足度が上がります。

エリア
花巻温泉郷
所在地
岩手県花巻市西部・台川/豊沢川沿い周辺
温泉地
花巻12湯
主な温泉
花巻温泉、台温泉、大沢温泉、鉛温泉、山の神温泉、志戸平温泉、新鉛温泉ほか
おすすめ時期
通年。初夏はバラ園や滝散策と組み合わせやすい時期です。
備考
日帰り入浴・送迎バス・入浴時間は施設により異なります。訪問前に最新情報を確認しましょう。

花巻12湯とは

花巻温泉郷には、花巻観光協会が「花巻12湯」として紹介している温泉地があります。 それぞれに泉質や宿の雰囲気、周辺環境が異なるため、 全部を一度に巡るというより、旅の目的に合わせて選ぶのがおすすめです。

花巻温泉

初めての花巻温泉郷に向きやすい定番エリア。バラ園や釜淵の滝と組み合わせやすい温泉地です。

台温泉

昔ながらの温泉宿が並ぶ温泉街。湯めぐりの雰囲気を味わいたい人に向いています。

金矢温泉

花巻広域公園方面と合わせやすい温泉。家族での散策や立ち寄りにも使いやすいエリアです。

松倉温泉

豊沢川沿いの落ち着いた温泉地。川沿いの宿で静かに過ごしたい旅に合います。

志戸平温泉

豊沢川沿いの渓流リゾート。家族旅行や宿でゆっくり過ごす旅に向いています。

大江戸温泉物語Premium 岩手花巻

温泉と館内滞在を組み合わせやすい宿泊向けの温泉。旧渡り温泉エリアとしても知られます。

大沢温泉

湯治場の風情が残る温泉。昔ながらの温泉文化を感じたい人におすすめです。

山の神温泉

とろみのある湯と落ち着いた宿の雰囲気が魅力。少し特別な宿泊旅に向いています。

鉛温泉

名物の「白猿の湯」が知られる個性派の温泉。温泉そのものを目当てに訪れたい場所です。

新鉛温泉

豊沢川沿いで複数のお風呂を楽しめる宿泊向けの温泉。滞在型の旅に合います。

花巻北温泉

日帰り利用や健康づくりの施設と相性がよい温泉。地元の人にも親しまれるエリアです。

東和温泉

花巻市東和エリアの温泉。道の駅や周辺散策と合わせて立ち寄りやすい温泉です。

初めてなら花巻温泉から

初めて花巻温泉郷を訪れるなら、まず候補に入れたいのが花巻温泉です。 宿泊施設がまとまっていて、温泉だけでなく、花巻温泉バラ園や釜淵の滝など、 周辺散策と組み合わせやすいのが魅力です。

花巻温泉バラ園は、広い園内に多くのバラが植えられ、初夏から秋にかけて花の景色を楽しめます。 特に5月下旬〜6月下旬ごろは、バラ園を旅程に入れやすい時期です。 温泉に入る前後に少し歩く時間を加えると、山あいの温泉旅に季節感が生まれます。

花巻温泉バラ園と花巻温泉の風景
花巻温泉では、温泉とあわせてバラ園の風景も楽しめます。
温泉地
花巻温泉
向いている人
初めて花巻温泉郷を訪れる人、温泉と散策を組み合わせたい人
周辺
花巻温泉バラ園、釜淵の滝、花巻温泉稲荷神社など
備考
バラ園の開園時間・入園料は時期により変わります。

昔ながらの温泉街を歩くなら台温泉

台温泉は、昔ながらの温泉宿が並ぶ、落ち着いた雰囲気の温泉地です。 大きな温泉リゾートとは違い、宿ごとの個性や、温泉街らしい静けさを感じられるのが魅力です。

旅館ごとに入浴時間や日帰り入浴の可否が異なるため、 ふらっと行って必ず入れるというより、入りたい宿を事前に確認しておくと安心です。 ゆっくり泊まって、夕方や朝の静かな時間に温泉街の空気を味わう旅にも向いています。

温泉地
台温泉
向いている人
昔ながらの温泉街を歩きたい人、静かな宿に泊まりたい人
備考
日帰り入浴の可否・時間は宿ごとに異なります。

湯治場の雰囲気を味わう大沢温泉

花巻温泉郷の中でも、湯治場の雰囲気を感じたいなら大沢温泉は外せません。 昔ながらの建物や、自炊部のある湯治文化が残り、 ただ温泉に入るだけでなく、長く続いてきた温泉の時間に触れられる場所です。

日帰り入浴も案内されていますが、受付場所や利用時間、利用できる浴場は時期や状況により変わる場合があります。 日帰りで訪れる場合も、宿泊でゆっくり過ごす場合も、 訪問前に公式情報を確認しておくと安心です。

花巻温泉郷にある大沢温泉の外観
昔ながらの湯治場の雰囲気を残す大沢温泉。花巻温泉郷の中でも印象深い温泉地です。
温泉地
大沢温泉
向いている人
湯治場の風情を味わいたい人、歴史ある温泉宿に泊まりたい人
日帰り入浴
大沢温泉 湯治屋で受付。時間・料金は変更となる場合があります。
備考
浴場により利用条件や時間が異なります。

名物風呂を目当てに訪れたい鉛温泉

花巻温泉郷の中で、温泉そのものの個性を強く感じたいなら、鉛温泉も候補に入ります。 鉛温泉 藤三旅館の名物として知られる「白猿の湯」は、 立ったまま入る立居浴専用の深い湯船が特徴です。

平均1.25mほどの深さがある湯船は、一般的な温泉とはかなり印象が違います。 「少し変わった温泉に入りたい」「旅の記憶に残る湯を選びたい」という人には、 鉛温泉らしい体験になりやすいでしょう。

ただし、白猿の湯は混浴時間や女性専用時間などの利用ルールが設けられる場合があります。 入浴を目的に訪れる場合は、必ず最新の利用時間とルールを確認してから向かいましょう。

温泉地
鉛温泉
代表的な宿
鉛温泉 藤三旅館
特徴
名物風呂「白猿の湯」など、個性ある浴場を楽しめる温泉
備考
浴場ごとに利用時間やルールが異なります。訪問前に公式情報を確認しましょう。

渓流沿いでゆっくり過ごす志戸平温泉・新鉛温泉

花巻温泉郷で、宿に滞在する時間を大切にしたいなら、 志戸平温泉や新鉛温泉も選びやすいエリアです。 豊沢川沿いの景色や、館内でゆっくり過ごせる宿があり、 家族旅行やカップル旅、宿でのんびりしたい旅に向いています。

志戸平温泉は、豊沢川のほとりにある渓流リゾートとして知られています。 新鉛温泉は、複数の浴場を楽しめる宿もあり、温泉そのものを宿の中でじっくり味わいやすいのが魅力です。

たくさん移動して観光地を巡るより、チェックイン後に温泉と食事をゆっくり楽しむ。 そんな過ごし方をしたいときに、候補に入れたい温泉地です。

温泉地
志戸平温泉・新鉛温泉
向いている人
家族旅行、カップル旅、宿でゆっくり過ごしたい人
備考
宿ごとに送迎・日帰り入浴・館内施設の条件が異なります。

とろみのある湯を味わう山の神温泉

少し特別な宿泊旅にしたいなら、山の神温泉も魅力的です。 山の神温泉 優香苑では、源泉かけ流しの天然温泉が案内され、 とろみを帯びた湯ざわりが特徴として紹介されています。

山あいの静けさ、木のぬくもりを感じる宿の雰囲気、ゆっくり湯に浸かる時間。 花巻温泉郷の中でも、落ち着いた滞在を重視したい人に向く温泉です。

日帰り入浴施設を利用できる場合もありますが、宿泊者向けの浴場や利用時間など、 施設ごとに条件が異なります。 「どのお風呂に入れるか」まで確認しておくと、現地で迷いにくくなります。

温泉地
山の神温泉
代表的な宿
山の神温泉 優香苑
特徴
とろみのある源泉かけ流しの湯、山あいの静かな滞在
備考
日帰り入浴や浴場利用条件は施設により異なります。

初夏に合わせたい花巻温泉バラ園と釜淵の滝

5月〜6月の花巻温泉郷なら、温泉だけでなく、花や滝の散策も組み合わせたいところです。 花巻温泉バラ園は、花巻温泉の敷地内にある庭園で、 初夏にはバラの景色を楽しみやすい時期になります。

もう一つ立ち寄りたいのが、釜淵の滝です。 花巻温泉を流れる台川にある滝で、高さ8.5m、幅30mの大きな岩の上を清流が流れ落ちます。 周辺には遊歩道があり、温泉の前後に短い散策を入れやすいのも魅力です。

花巻温泉の近くにある釜淵の滝
花巻温泉の近くにある釜淵の滝。温泉の前後に、短い自然散策を楽しめます。

温泉だけで一日を終えるのも贅沢ですが、初夏は外を少し歩く時間を入れると、 花巻らしい山あいの空気まで楽しめます。 長く歩きすぎず、湯上がりの余韻を残すくらいの散策にすると、無理のない旅になります。

1泊2日で楽しむモデルコース

花巻温泉郷は、温泉地同士が離れているため、 すべてを徒歩で回るような湯めぐりには向いていません。 宿泊する温泉地を一つ決めて、その周辺で散策や立ち寄り湯を組み合わせるのがおすすめです。

Day 1|Afternoon

花巻温泉郷へ移動し、宿にチェックイン

新花巻駅や花巻駅から、宿の送迎バスや路線バス、車で温泉地へ向かいます。 到着日は無理に多く巡らず、宿周辺の散策と一度目の入浴を楽しむくらいがちょうどいいです。

Day 1|Evening

夕食と夜の温泉をゆっくり楽しむ

花巻温泉郷の魅力は、夜の静けさにもあります。 食後にもう一度湯に入り、川の音や山あいの空気を感じながら休む時間は、宿泊ならではの楽しみです。

Day 2|Morning

朝風呂と周辺散策

朝は早めに起きて、朝風呂を楽しみます。 花巻温泉に泊まるなら、バラ園や釜淵の滝へ短く歩く時間を入れるのもおすすめです。

Day 2|Before Noon

余裕があれば別の温泉へ立ち寄り

車や路線バスで移動できる場合は、大沢温泉や鉛温泉など、 気になる温泉へ立ち寄るのも良い流れです。 ただし、日帰り入浴の時間や休止日は施設により異なるため、事前確認は必須です。

白神奥華のひとこと

アクセス・送迎バス

花巻温泉郷へ公共交通で向かう場合は、新花巻駅や花巻駅を起点に、 宿の送迎バス、無料送迎シャトルバス、路線バス、タクシーなどを組み合わせる形になります。 温泉地によって距離があるため、宿泊先を決めてからアクセスを確認するのがおすすめです。

花巻温泉郷宿泊者向けの無料送迎シャトルバスは便利ですが、 基本的には宿泊者対象で、利用前に宿泊先への予約が必要です。 日帰り入浴だけの利用や、宿泊しない宿での乗降はできない場合があります。

日帰りで湯めぐりをする場合は、車・路線バス・タクシーを含めて、 現実的に回れる範囲を決めておきましょう。 「午前に1湯、午後に1湯」くらいの余裕がある計画にすると、移動で慌てにくくなります。

訪問前に知っておきたい注意点

花巻温泉郷は温泉地が広く点在しているため、 「温泉街を歩きながら何軒も回る」というより、 目的の温泉地や宿を決めて訪れる旅に向いています。 特に日帰り入浴は、施設ごとに時間・料金・受付場所・休止日が異なります。

また、温泉の泉質や浴場の雰囲気も宿ごとに違います。 混浴、女性専用時間、貸切風呂、宿泊者専用の浴場など、利用ルールが細かい場合もあるため、 目的の浴場がある場合は、必ず公式情報を確認してから向かいましょう。

初夏にバラ園や釜淵の滝を組み合わせる場合は、歩きやすい靴があると安心です。 湯上がりの散策は気持ちよい一方で、天候や足元によっては無理をしないことも大切です。

まとめ|花巻温泉郷は、自分に合う湯を選ぶ旅

花巻温泉郷は、12の温泉地がそれぞれ違った魅力を持つ温泉エリアです。 初めてなら花巻温泉で温泉と散策を組み合わせ、 昔ながらの温泉街を味わうなら台温泉へ。 湯治場の雰囲気なら大沢温泉、名物風呂なら鉛温泉、 宿でゆっくり過ごすなら志戸平温泉や山の神温泉も候補になります。

初夏には、花巻温泉バラ園や釜淵の滝を組み合わせることで、 温泉だけでなく、花や水辺の景色も楽しめます。 12湯を全部巡ることにこだわらず、旅の目的に合う湯を選ぶことで、 花巻温泉郷の時間はより深く残ります。

花巻温泉郷は、山あいの静けさと湯の個性を、自分の旅に合わせて選べる温泉地です。 ひとつの湯にゆっくり浸かる時間も、花巻らしい湯めぐり旅の楽しみです。

参考情報

最新の営業時間・料金・送迎バス・日帰り入浴情報は、訪問前に各公式サイトをご確認ください。